FX外国為替取引投資の基礎知識と始め方!

FX為替チャート・ゴールデンクロスとデッドクロス


より短期の移動平均線が、より長期の移動平均線を突き抜けるような格好で互いに交差する局面がありますが、このような期間設定の異なる移動平均線の交差を「クロス」といい、代表的なものとして「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」が挙げられます。

ゴールデンクロス
短期線が長期の移動平均線を下から上抜けることで、買い信号です。

デッドクロス
短期線が長期の移動平均線を上から下に抜けることで、売り信号です。

移動平均線は常に実勢レートに遅れて反応するため、上昇局面では移動平均線は実勢レートの下に位置し、逆に下降局面では常に実勢レートの上に位置することになります。ただ、実践でゴールデンクロスやデッドクロスに忠実に売買をしているとダマシにあい、痛い目を見ることが多いです。そのため平均線がクロスして瞬間に売買の判断をするのではなく、ある一定の値幅を足切りにしたり、期間設定の異なる複数の移動平均線を組み合わせて使うことによりダマシの罠にはまるリスクを軽減できるでしょう。

実際に単純移動平均のゴールデンクロスやデッドクロスだけを判断材料に売買して勝ち続けている人はまずいないでしょう。そこで、おまけとしてプロのテクニシャンが使う移動平均線の1つを簡単にご紹介します。

移動平均線の持つ遅行性といった弱点を補うことを目的に、移動平均をより実体に即した形にするために、ボラティリティーを時間の1つの要素として算出過程に盛り込んだ「VIDYA」といった指標がありますので、興味のある方はチェックしてみるといいでしょう。

移動平均には単純移動平均、修正移動平均、加重移動平均、指数平滑移動平均など多数あり、それらを組み合わせて使うことによりバリュエーションは限りなく広がります。移動平均線は研究すればするほどきりがなく、とても奥が深いため、今後もますます研究されると思われる指標の1つです。