FX外国為替取引投資の基礎知識と始め方!

FX国際金融の投資収支・証券投資


株式や債券などの投資を計上する証券投資
投資収支を構成する要素の1つが証券投資。これは株式や債券などに投資し、配当金や利息(インカムゲイン)、値上がり益(キャピタルゲイン)を狙って行う投資のことです。保険会社や投資信託のような機関投資家は、投資家から預かったお金を株式や債券などの有価証券に投資しています。その際、分散投資の観点から、国内市場だけではなく海外の証券市場でも運用しているのです。

このように外国の証券に投資する場合は、日本からお金が出ていきますので資本収支上はマイナスです。同じように「外国人買い」といわれるような海外の機関投資家による日本の証券(株式、債券など)への投資は、プラスとして計算されます。

証券投資の収支状況は、年によってばらつきがあります。なぜなら、その時々の株価や債券価格に対する上昇期待や下落懸念によって資金が国際間ですばやく移動するからです。直接投資の場合は、いったん投資すると資金を引き上げるのはなかなか容易ではありません。しかし、株式や債券なら、市場で売り買いをすぐにできるので、資金の出入りが迅速かつ大規模に起こります。これが直接投資と証券投資の大きな違いです。

預金と借入金はその他投資として計上
直接投資、証券投資と後に述べる外貨準備高増減以外の金融取引は、国際収支統計ではその他投資として資本収支に分類されます。
その他投資の主なものは、預金と借入金です。海外の銀行に預金すれば資本収支上はマイナスになり、海外からお金を借りればプラスになります。