九州のある歯科医師会でのアンケート結果です。
歯科医院で頻繁に使用する、歯の切削器具「ハンドピース」( 歯を削る機械の本体 )を患者さん毎に交換し滅菌処理している歯科医院は、なんと1%以下という結果が出ました。ほかは、表面を拭き取るか、そのまま使い回しだそうです。
2004年の東京歯科保険医協会の歯科医院に対するアンケート調査では、ハンドピースを必ず滅菌している歯科医院は全体の30.4%でした。ただしこれは「患者さまごと」に滅菌しているのか、「1日1回」滅菌しているのか明確に区別されていません。
ハンドピースには当然、血液や唾液が付着します。機種によっては機械内部に逆流します。それをそのまま次の患者さんに使用しているわけです。血液や唾液を通じて、B型肝炎、C型肝炎、エイズ(HIV)などの、命を脅かす病気が感染します。
同じ歯科医師として、信じられない話です。
ほとんどの歯科医院でハンドピースを滅菌していない理由は、頻繁に滅菌処理をおこなうと非常に高額な医療器械の寿命を5分の1くらいに縮めてしまうからです。
吉祥寺田中歯科では、たとえ器械の寿命が縮んでも必ず滅菌処理をいたします。
吉祥寺田中歯科では、通常の歯科医院レベルではなく、大学病院レベルの「院内感染対策」をおこなっています。
治療に 使用する器具は、すべて「滅菌」されたもの、あるいは「使い捨て(ディスポーザブル)」のものです。
東京都内でも、当院なみの院内感染対策を行っている歯科医院は、大学病院以外では数件しか知りません。
私は、東京都内のみならず、日本中、世界中でもトップレベルの院内感染予防をあなたにご提供できることを幸いに思います。
「滅菌」とは、すべての微生物( B型肝炎ウィルス、C型肝炎ウィルス、エイズ-HIVウィルスを含む )を死滅させることです。
「消毒」よりも完全な処理です。
アルコール消毒では、肝炎ウィルスは死滅しません。
院内感染予防対策は、歯科医院の最大の「良心」の表現です。
なぜなら、感染予防に熱心に取り組めば取り組むほど、時間と費用ばかりがかかるのに、保険からはいっさい費用は支払われません。
当院の試算では、1回の診療で、平均1,500円の感染予防に関する消耗品を使用します。これに対し、保険から医療機関に支払われる感染対策費は、なんと0円、患者さまの負担金を含めた再診料でも400円 です。
つまり、おひとりあたり1,000円以上の赤字になるので、多くの歯科医院では院内感染対策をやりたくても行えないのです。
さらに、感染予防に取り組むと、1日に治療できる患者さんの数も限られます。なぜなら、器材の感染対策処理に、相当の時間が取られるからです。
そのため当医院は、「完全予約制」とさせていただいています。
ですから、お約束の変更や無断キャンセルは、あなたの治療に差し障るだけでなく、他の患者さんの受診の機会を奪ったり、あなたの治療のために準備した時間や器材を無駄にしてしまったりと、お互い失うものが多いわけです。
安全で清潔、精密な診療を維持するために、何とぞ ご理解、ご協力いただけますようお願いいたします。